焼酎博物館
2007年10月06日
芋焼酎 王手門の原点回帰の“銀滴”ついに復活
◎皇室献上酒となった古き良き焼酎[銀滴]を復刻◎
〜秋季限定商品のため、取扱店は限定!〜
出来立てそのままの仕上がりの原酒が誕生!
“日向の国”から“日本を代表する芋焼酎”が完成!
☆★☆いよいよ限定数を予約販売開始!☆★☆
■どんな焼酎?
本格焼酎「銀滴復刻版」は明治の時代より日南飫肥の庶民に愛飲されてきた古き良き焼酎を見事に復活させた焼酎です。原料・製法だけでなく、焼酎造りの情熱にもこだわった結果、時を越え原点回帰とも言える味にたどり着きました。
その原酒である「銀滴復刻版 原酒」は出来立ての原酒に一滴も加水することなく、そのままの仕上がりを駆け引きなしの真っ向勝負で造り出した商品です。原酒の醍醐味を存分にご堪能ください。
■こだわりの芋
さつま芋の大産地である宮崎県南部で、太陽の恵みをいっぱいに受けた黄金千貫は、非常にデンプン質が多く、甘さを兼ね備えたさつまいもになります。王手門酒造では、この黄金千貫を、上の土壌と、3メートル下の土壌を入れかえることにより、常に栄養の豊富な土の中で大きく育てる「天地返し」と呼ばれる製法で育成された芋を使用し、銀滴復刻版は造られました。
おいしい飲み方 ロック ストレート 水割り お湯割り
◎ ◎ ○ ◎

〔所在地〕宮崎
〔原材料〕甘藷 米麹
〔度 数〕40度
2007年09月03日
芋焼酎「一刻者」
今まで、いろんな会社が試みた芋麹使用の芋原料100%焼酎は数銘柄ありますが、従来の製法で使用されていた蒸し芋を使った麹は、芋麹をつくるための原料処理方法 としてはいくつかの問題点があり、使い勝手が悪い上に、麹力価(特に、でんぷんの分解力)も米麹に比べて低く、非常に効率の悪い麹となっていました。
特に麹力価が低いことによって発酵の進みが悪くなり、香味が単調になったり酸臭がつくといった芋焼酎本来の香りや味が押さえられた製品になる傾向がありました。
「一刻者」は、永年の研究により、こうした難点を克服した独自技術の芋麹により、“芋100%”の特長を十分活かしきった芋焼酎の製品化に成功したのです。
「一刻者」のカギは、
芋100%へのこだわりにありました。
長年の研究が独自製法による芋麹づくりを実現。
米麹では決して引き出せなかった、芋のうまさと香りが口の中に広がります。
“一刻者(いっこもん)”とは薩摩地方の話し言葉で“頑固者”という意味。
芋100%への頑固なこだわりが生み出した全量芋焼酎です。
従来の芋焼酎は、原料である芋由来のテルペンを特徴とする香りと、米麹由来の脂肪酸を特徴とする香りから酒質(特に香り)の特徴が構成されます。
「一刻者」は、麹に芋麹を使用することにより米麹由来の脂肪酸を特徴とする香りが 無く、また、芋由来のテルペンを特徴とする香りが高くなっています。
芋焼酎のテルペンは、原料芋から芋麹中の酵素のはたらきによって生成されることがわかっており、「一刻者」のような全量芋焼酎では、芋使用量が米麹芋焼酎に比べて多くなることからテルペンの香りが高くなると考えられています。
これらの理由により「一刻者」は従来の芋焼酎と違い、しっかりとした香りを持ち、味わいすっきりと飲みやすい酒質の焼酎となっています。
芋焼酎のランキングを掲載されている
大好きな芋焼酎!様より参考とさせていただきました
http://vote2.ziyu.net/html/mikubo.html
順位 投票項目名 票数
1 三岳 112
2 夢鏡 109
3 黒佐藤 77
4 一刻者 74
5 黒霧島 68
5 萬膳 68
5 月の中 68
8 伊佐美 66
9 川越 58
10 富乃宝山 56
【芋焼酎】一刻者 25度 1800ml【小牧醸造】
2007年08月02日
焼酎 大海特選黒麹 25度 芋焼酎 1800ml
大海酒造謹製 大海特選黒麹
≪原料へのこだわり≫
鹿児島県・大隈半島で契約栽培の農家の方が、丹精込めて造られたサツマイモ(黄金センガン)
米麹には、国産のコシヒカリを使用されています。
昨年の秋に仕込まれた、大海酒造さんの黒麹仕込みの新商品になります。
契約栽培の農家の方が丹精込めて造られた、原料芋を丁寧に傷んだ部分や両端を手作業でカットし仕込みに使われます。
この焼酎に関しましては米麹(黒)に関しましても、国産のコシヒカリを使用するといったこだわりを前面に押し出されておられます。
≪早速飲んでみました≫
開栓後に感じられる上品な香りが・・・とっても造りの丁寧さを感じさせてくれます。
口に含みますと、雑味のないきれいな飲み口でいて黒麹仕込み特有の、ふっくらとしたコクのある旨みを感じます。
やわらかな中に旨みをしっかりと感じることが出来る、さすがに大海酒造さんの技術力に感心いたします
飲み方ですが、湯割り・水割りともに味がボケることなく満足していただけると思います。
参考:九州焼酎ネット様 http://www.q-shochu.net/index.php
勝ち割り氷を入れたグラスに芋焼酎を注ぎ、程よく冷えたころ
口に運ぶ。
芋のかおりがほんのり! 舌の上のまろやかな感触は何者にも
代えがたい。
まろやかなのど越し。 体の中からホカホカと温まってくる。
あなたも美味しい芋焼酎の虜になりますよ!
【芋焼酎】大海特選黒麹 25度 1800ml【大海酒造】
2007年07月23日
森伊蔵偽造事件と焼酎アドバイザー
「焼酎アドバイザー」という資格、これは最初、立派な
名称相応の努力の末に得る類の資格だと思っていた。
鋭い人なら資格名を聞いてすぐに、胡散臭え、
と思うのかもしれない。
まず、この資格の公式サイトを見てみると
勤務実績を問わず誰でも受験できるというところは、まあいい。
資格取得には一定期間の実務経験が必要と謳いながらも、
結構いい加減な資格は他にもある。
唯一の受験資格要件である講習会の受講費用が¥25000も掛かり、
そして受験料や合格した暁に必要な他もろもろに
¥50000強掛かるということも、まあいい。
挙げ句は資格の維持費として「年会費」の名目で
毎年¥10000強払わなければいけないことも、まあいい。
いやいや、これだけ経費が必要だというなら資格をお金で買っている
ようなものですね。私ならいやだね。
金喰い虫の資格は他にもゴマンとある。
また高額を貢いだとしても、
得る物が有形無形で大きければ一概に高価いとは言えない。
読んでいて疑問に感じたのは、このサイトのどこにも
合格率について触れられていないことだ。
確かに合格者の数は載っている。
一体どのくらいの人が受験するのか。
しかしこれは簡単に検索できた。
某大手新聞の記事によると合格率8割強らしい。
めちゃくちゃ広き門である。
少なくともその分野のプロフェッショナルに至る出発点にいる、
という証でなければ、その資格は意味をなさない。
どれだけ必要とされているかで、その資格の価値は決まる。
資格というのにはそれなりの権威があると思う。
そもそも、焼酎を「どんな時に呑んだらいいか」
などと訊く人間が世の中にどのくらいいるのか?
そういう資格所有者に蘊蓄を垂れてほしい人が
どれくらいいるのか?
必要性が希薄で、しかも「スペシャリスト」への入り口にいるとも
到底自負することができない資格。
「焼酎アドバイザー」を持っている人自体を否定するわけではない。
取得する人にも、いろいろと大人の事情があるのだろうし、
資格を持っていて、かつ真っ当な仕事をされている方もいるだろう。
単に、この資格を有すること自体だけでは、
実質的意義はないだろう、と考えるだけだ。
今のところ、ソムリエのようには世の中が求めていないようです。
■ 森伊蔵偽造事件と焼酎アドバイザー
だが、この資格、今後大化けする可能性があるのかもしれない。
そう思ったきっかけは、先の森伊蔵偽造にまつわるゴタゴタである。
ご存じの通り、偽造した森伊蔵のラベルを他の焼酎に張り付け、
ヤフオクでプレミア価格で売りつけていた人間が逮捕されたという事件だ。
この事件はご存じの通り、結構な騒ぎになって、
皮肉にも、焼酎の存在を更に再確認させた感がある。
森伊蔵の抽選電話回線も以前より格段に繋がりにくくなった。
焼酎の認識がこのような形で広がったことは嬉しいとは思わないね。
私はこの事件は所詮暗黒面の一隅にすぎないのでは、
と勝手に思っている。
根拠無き憶測だが、出来上がった酔っぱらいに
森伊蔵やら伊佐美やらと偽って別の焼酎を出し、
高価い代価をふんだくる悪徳居酒屋なんかがあっても驚かない。
焼酎の空き瓶が麗々しくディスプレイされた店内。
「おい親爺、この伊佐美本物だろうな」
「源さん、うちが偽物出すわけないでしょうが」
「しかし妙に味が残るぞ。こんなんだったか」
「体調が悪いんでしょう。身体壊さないで下さいよ。
これ勘定ね。またよろしく」ほくそ笑む親爺。
ただ、偽造や騙しが飲食店・酒販店問わず
あからさまに跋扈しだせば、
焼酎アドバイザーが活躍する余地がある、かもしれない。
資格所有者は名実共に、
真っ当な焼酎の目利きであることが大前提である。
プロがプロとして活躍できる場がまず、必要だと思う。
つらつらと考えてみれば、
「焼酎アドバイザー」が活躍できるようになる時とは、
つまりエンドユーザーにとって疑心暗鬼の
大変不愉快な時なのかもしれない。
半螺旋(はんらせん)様からの引用です
http://hanrasen.keddy.net/
このサイトの管理人さんは風刺がすごいと思う。
追求することに躊躇しない。
でも、出来ればここに書いてあるような認識のされ方ではなく
一般の人たちに本当の焼酎の良さが分かって欲しいと思う。
何より私が一番焼酎のイメージを間違って認識していた一人だから。
このブログで森伊蔵の紹介を始めて、実際に芋焼酎を口に運んで
始めて、そのふくよかさがわかったのです。
それからは予算のこともあるが、事あるごとに芋焼酎を色々試して
いる。
最初から高価なものを求めなくても充分芋の香りと味を知ることは
出来るのだから。
酒屋に出かけて買い求めるのが面倒だとか、恥ずかしいなどと思う
人は以下に表示している楽天の酒屋さんに申し込めば宅配で自宅
まで運んでくれる。

【芋焼酎】相良 25度 1800ml【相良酒造】【販売店限定】
★焼酎アドバイザー庄司の強力推奨品
2007年06月26日
秘蔵焼酎 小牧
有機栽培の「黄金千貫」と黒麹を使い
一次、二次仕込みともに伝統の「かめ」で仕込んだ手造り芋焼酎です。
薩摩焼酎のなかでも評価が高く、常圧蒸留によって
深みあるまろやかな味わいと芳醇な香り、
そして伸びやかな旨味が引き出されています。
切れ味爽やかで、女性に人気があるのもうなずけます。
オンザロックはもちろん美味ですが、いも焼酎は
お湯割りに限ると思っている方も多いはず です。
お湯割りの基本は6対4で割ることで通称[ロクヨン]と
言われ、グラスに熱いお湯を4割注ぎ、次に25度の焼酎
を6割加えて温度40度、アルコール 度15%くらいに仕上げます。
こうすると、まろやか味わいをお楽しみいただけます。
ただこうしなければならない・・・と言うワケではなくて、TPOに合わ せて
5対5で割るのもOKです。
また、飲む前日にあらかじ焼酎を水で割っておいて、
一晩寝かせることにより十分アルコールと水をなじませてから、飲む際に
黒じょか(お燗専用のどびん)でお燗すると、いっそう
まろやかな味を楽しめます。
割り水のミネラルウォーターにこだわればさらに美味です。

小牧 カメ仕込み 1.8L
◆原料: さつまいも、米麹
◆産地:[鹿児島県]薩摩郡
◆生産者: 小牧醸造(株)
◆アルコール度: 25%
◆容量:1.8L

筑前屋
美味しい肴はいかがですか?
2007年06月23日
芋焼酎が値上げ!?
焼酎かす処理費高騰などを理由に値上げを決めた鹿児島県や宮崎県の芋焼酎メーカーの実施時期がまとまった。酒類卸大手の南九州酒販(鹿児島市)によると、 22日現在、鹿児島県関係では7月に5メーカー、8月には13メーカーが1.8リットル瓶(アルコール25度)で約100円値上げする見通し。
各メーカーともおおむね13年ぶりの大幅値上げ。7月1日に実施するのは、「伊佐錦」の大口酒造協業組合(大口市)、「さつま島美人」の長島研醸(長島 町)、「千鶴」の神酒造(出水市)。2日に「利右衛門」の指宿酒造協業組合(指宿市)、23日に「アサヒ」の日当山醸造(霧島市)が価格改定する。
8月には「小鶴」の小正醸造(鹿児島市)、「小鹿」の小鹿酒造協業組合(鹿屋市)、「田苑」の田苑酒造(薩摩川内市)、「さつま若潮」の若潮酒造協業組合(志布志市)など、少なくとも13メーカーが1日からの値上げを決めている。
南九州酒販によると、さらに5−6メーカーが8月1日からの値上げに加わる見込み。「さつま白波」の薩摩酒造(枕崎市)は「現在引き上げる予定はないが、検討している」。中元商戦が終わった9月から価格を見直すメーカーもありそうだという。
各社の値上げの理由をまとめると、(1)原油価格高騰による段ボールや焼酎瓶など資材費の上昇(2)主原料のサツマイモの価格高騰(3)輸送コストの増加 (4)4月からの焼酎かすの海洋投棄原則禁止による処理コスト増−に集約される。各メーカーは「コスト吸収の自助努力も限界」「消費の落ち込みは心配だ が、価格転嫁せざるをえない」と切実に訴えている。
南日本新聞373news.com様より引用
焼酎飲み比べ6本セットA 【0706炎熱2】
2007年06月08日
森伊蔵の入手方法
森伊蔵酒造に直接電話する
登録期間:毎月15〜25日(24時間受付)
電話番号: 099─239─1111
※IP電話と非通知では受け付けていません。
■プッシュ回線式電話の場合
1♯(イチシャープ)を押して下さい。アナウンスありますので電話機の1を押して♯を押すと申し込み可能です。
■ダイヤル改正意識電話の場合
「1♯(イチシャープ) を押して下さい。」とアナウンスありますが、1♯では申し込みできませんので1♯のかわりに*1♯ (*を押して、1を押して♯)を押して下さい。
電話機の種類にもよりますが、申し込み可能なものもあります。
■携帯電話の場合
登録電話番号を押す前に186を押してから 099−239−1111 を押して下さい。
後の操作はプッシュ回線式電話と同じです。
■抽選期間
毎月26日〜末日まで(コンピューターによる自動抽選)
■抽選結果発表
翌月の1〜14日までの間に同じ番号099−239−1111に電話して確認する。
■発送・引渡し、2ヵ月後の15〜20日まで
お申し込み次は電話が非常に混みあいます
森伊蔵を飲むためあきらめずに電話し続けることです。
私も4月に挑戦しましたが抽選に漏れました。
今度は6月15日から再度挑戦します。
森伊蔵電話抽選販売に電話するだけです。
『森伊蔵』極上の一滴
2007年05月17日
芋焼酎 龍宝
今回はアノ魔王を作った前村氏の作品で上品で切れのよさ・ドライな飲み口で、芋焼酎が持つ特有の甘みを抑え、やや辛口にさえ感じさせる新感覚の飲み口と評判の芋焼酎龍宝のご紹介です。
東酒造杜氏 (製造責任者) 前村貞夫氏
若い頃、東酒造で杜氏の修行をし、別の蔵元(白玉醸造さん)であの幻と名高い焼酎「魔王」を造った杜氏が、また戻ってきた・・・現在、東酒造で焼酎造りに邁進されている前村杜氏です。
「同じ様に仕込んだものでも、人と同じ様にそれぞれ個性があります。長年やっていても日々発見や驚きがあります。そこに造りの奥の深さがあると思います。酒は生き物ですから、仕込みに入ると四六時中、麹(こうじ)や醪(もろみ)の管理をしなくてはなりません。しかし、神経を使い手間をかけた分だけ必ず良いものが出来ます。出来上がりを飲んで「美味しい」と感じた時、そしてお客様から「美味しい」と感想を頂いた時、この仕事をやってきて本当に良かったと感じます。」 この焼酎造りに対する熱い想いが素晴らしい焼酎を生み出すのです。 (焼酎紀行より)
卓越した技術をもつ前村杜氏は「口当たりが良く芋臭さをなくした飲みやすい焼酎」を常に目指しているそうです。そして、今までの芋焼酎の枠を越えた、日本酒ファンでも飲むことが出来るような焼酎を造っていきたいと新しい芋焼酎のニーズの開拓にも意欲的でした。この尽きることのない向上心、本物の味を追及し続ける姿は商品に反映され、一日一日より美味しく進化し続ける東酒造の焼酎がつくり上げられていくのだなと感じました。
※参考:九州焼酎ネット様
【焼酎ギフト】幻の焼酎を奏でる名杜氏「前村氏」の
最強芋焼酎セット 送料無料【当店人気No.1...
2007年04月19日
森伊蔵の抽選申込
森伊蔵酒造の6月分の 森伊蔵抽選会に応募できたのです。
毎月15日から25日までの間で注文の抽選会に応募できます。
そして応募者の中から当選者を決めて森伊蔵を販売してくれます。
2〜3日前から電話していたのですがあまりにも応募者が多くてなかなか
繋がりませんでしたが、やっと今日繋がりました。
今度は来月の1日〜14日までにもう一度電話して当選を確認すれば
いいことになっています。
抽選に当たればいいなあと思います。皆様も抽選に応募されてみては
いかがですか?
電話(プッシュ式)で099-239-1111に電話して申し込みます。
テープで応答します。
申し込むなら「1#」で申し込み完了です。
森伊蔵の蔵元から直接購入して飲むことができます。
また、結果はお知らせしますね。

◆入手困難◆鹿児島芋焼酎森伊蔵 1800ml(もりいぞう)
2007年04月15日
鹿児島焼酎
「焼酎の部屋」さんの「焼酎ヨタ話」の中から引用させていただきました。
私が常々焼酎に関する知識を得ている貴重なウエッブサイト焼酎台帳リレー
インタビュー に、若潮大潮酒造専務理事下戸直一氏の言として、このような
記載がある。
「鹿児島」の焼酎 業者の中で製造が動いているのは70%くらい。残りの蔵は
他に製造を委託するなどしている。そういう中で大手10社で90%を製造・販売
しているのが現状です。
まさにここ2〜3年が業界の正念場で、ます ます淘汰が進むものと思われます。」
(全文引用)
鹿児島県には酒造所が120社程有るので、残り110社で10%のシェアー
を分け合っていることになる。
これは単純に考えても1事業所当たりのパイが小さ過ぎ、小規模酒造所の危機
と捉えることが出来よう。
出水の新屋酒造が宮崎県の大手雲海酒造に買収されたことは記憶に新しい。
業界の人に聞くと、「黒伊佐」、「島美人」の躍進による 主力製品「泉乃誉」の
販売不振が主因とのことであった。
このようにこれから小規模の蔵の閉鎖、吸収合併及び買収が頻繁に行われ、
昔ながらの地元の酒造所が次々と姿を消していく事が危惧されている。
本来は地域に根ざした蔵の製品はその地域で消費されて然るべきなのに、
地元に見向きもされなくなり、廃ってきているのである。
私の住む加世田の例で恥ずかしい限りなのだが、加世田の酒屋で加世田の
主要銘柄を全て扱っているお店は皆無に近い。さらに飲み屋に至っては「黒伊佐」、「島美人」しか置いてい ない店が殆どで、
「さつま白波」、 「桜島」と言ったメ ジャーな銘柄を置いている店はまだ意欲的な
方かもしれない。
「加世田の焼酎 を置いてくれ。」と頼んでもなかなか応じて貰えない。
地焼酎を飲みたいという人間が極々少数派であると断じている様子で、変わり
者か偏屈物と言った目で見られてしまう。
我々は飲み屋で地元の焼酎を選べないばかりか、酒屋で購入すら出来ない
のである。
このことに関し本年2月、加世田市商工観光課及び商工会議所に加世田
地焼酎復権を要求するメールを送ったのであるが、一向に改善する動きが
見えな い。
薩摩酒造城下町の枕崎でさえ「黒伊佐」、「島美人」が多いと聞 く。
何故このようにこの2銘柄の寡占状況が進み、焼酎業界の公正な競争が失
われてきたのだろうか?
第1に営業努力、販売力の差が当然考えられるだろう。
第2に商品力の差? 確かにこの2銘柄は良く出来た焼酎であり、旨い。
しかし、製品の出来映えすなわち味わいという点で鹿児島県 内市場を席巻する
程の差が他銘柄との間に有るとは到底思えない。
これは鹿児島県人の精神性に根ざす原因があると推測している。
「食品に対してこまごつ(文句)を言うな!」という土地柄で、取り立てて銘柄に
執着はしない。
特に焼酎はネイティブ鹿児島 人にとって生活酒であり、店の提供する銘柄で
特に疑問に感じないようである。
さらに権威やブランドに極端に弱い県民性で、地元や零細企業を一段低く
観る傾向が強いせいではないだろうか。
様々な個性の焼酎が百花繚乱の如く競い合ってこそ健全な発展が望める
のであり、鹿児島の焼酎業界の現状はまさに憂うべき状況と言わざるを得ない。
一方酒造所側も営業努力が足りないように感じる。
昔からの銘柄は過去のものとの錯覚すら与えているようである。今こそ地元の
消費者と直に向き合い、ニーズを探り、また製品に対する熱い
胸の内を語りかける時ではないだろうか。
また行政等は地場産業育成の観点からも啓蒙や地元産品愛用の様々な
仕掛け造りをするべき時であろう。
地元を見直し誇りを持ち地元産品を愛用することが地域興しの第一歩であり、
ひいては全国的に認知されることになると考えている。
地元から酒造所が消えて無くなる・・・そんなおぞましい光景に出会わない
為にも、今地元意識を強く持ちたい!
焼酎の部屋より
http: //www.synapse.ne.jp/nishi/shouchuu.htm
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